夏だ!ジブリだ!もののけ姫だ!
こんにちは\(^o^)/
暇を持て余して、窓越しに空を眺めておりました〜
(部屋の片付けだけはしましたよ!)
天候が落ち着かないので体調には最悪ですが、
見てる分にはおもしろい空模様ですね。
今日は長崎原爆投下の日ですね。
犠牲となった方々に、今もなお苦しまれている方々に
一日でもはやい安らぎが、わずかな時間でも訪れますように。
大きな世界の片隅で祈らせていただきました。
8月というとやはり「戦争」が主たる記憶です。
『もののけ姫』は生まれ年の公開ということもあり思い入れが強いです。
でも最近、『火垂るの墓』テレビ放映されないですね・・・
子供の頃はあまりの非情さゆえに観られず、
すこし経ってからみられるようになったけれども。
「語り継ぐ」という言葉をよく耳にする最近、
『火垂るの墓』を放映しないことに不思議を感じたり感じなかったり。
みるかみないかは別としてね。
「しらない」っていう世代ができてしまうのは、こわいなあと思っちゃいます。
さて、ジブリ。
私大好きなんですよ。
大学は文学部で、ジブリをテーマにした講義も参加していました🙌
最終課題で教授の言うトトロ論に真っ向勝負仕掛けて敗北→成績B
しばき倒すぞ、おら!!!
叫んだのを記憶しています。
もちろん、私のゼミの先生の部屋でですよ←
いやこれ自慢ですが、大学の成績はよかったんですよ、私。
ほぼオールSだったのに、マジ汚点。(コラ)
語学?ああ、落第して卒業が危ぶまれましたけどね!
(基礎学力の乏しさゆえ・・・)
私これ大好きで、今朝もまた見てたんですけどね。TAKE2!
第一作の『ものののけ姫』がほんとすごくって、
なんたってあのヤックルがクオリティ高いんですよ。
ぜひ金曜日の本家の前に見てほしい。懇願。
でもスプラッタだから気をつけてくださいね。
あ、ここからちょっとネタバレ入りますのでお気をつけて。
五行くらい開けておきますね。
主人公のアシタカ、ヒロインのサン、エボシ御前。
彼らがまずマイノリティであることを前提に観ないとあれ意味不明になっちゃうんですよ、たぶん。
戦争って言うと、世界大戦がまず浮かびますよね。
で、原爆や沖縄のことがあってなんだかんだ私達は「被害者」の側面を
とても強く意識している気がします。
でもどうだろう。
五輪が戦争の代わりという側面をもっていること、
これを知っていましたか?
私もおとなになりかけることに知りました。というか、世界史派だったんで。
あと西洋美術専攻してたんで
バスケットボールの決勝の前に、甥が電話をくれて
そのとき母が「赤を応援するんだよ!」と話したのが気になって。
まあまだ3歳なんですがね^^;
「すきなほうほ応援すればいいよ」と、叔母であるワタスは伝えました。
戦争を繰り返して、いまの平和は成り立っている。
けれども、今回の大会でも自分の生まれた国の国旗を背負えなかった選手もいましたよね。
戦争って世界大戦だけじゃないんよ。
「差別」ってあるんやよ。
伝えなきゃいけないことはたくさんですよね。
『もののけ姫』は、敗れ追い込まれた蝦夷がモデルと言われていますね。
アシタカが出奔することで、おそらくあの一族は滅ぶのでしょう。
同様に神々も。タタラ場も。
クライマックスで、サンがいう台詞がだいすきです。
「人間はきらい、でもアシタカは好きだ。」
家族を奪い、自身を傷つけた人間は憎いですよね。
サンの気持ちは計り知れません。
でも、「アシタカはすきだ」といってくれた。
今日も私のバイブル『ONEPIECE』から言葉を引用しますね。
「怒りや憎しみを植え付けないで。子どもたちはこれから自分でみるの。」
戦争の記憶も、差別も、すべて、先を歩く私達が背中で示すべきことは、
「自分の目でみること」
すなわち、
「曇りなき眼で見定めろ」
なわけです。
凄惨な記憶は二度と起こさないための教訓として受け継いでいく。
でも、これから出会う人は私達と同様あたらしい世代、
国じゃない、人種じゃない、個人と出会うのです。
うーん、深い。
あなたはあなた、わたしはわたし。
いつかみんなが先人の痛みをを教訓にして、
やさしい手を無垢なこころでつなげたらいいなと思いますね。
長いけど、結局言いたかったことは、
もののけ姫をみて!!
でした。
連休が今日でお休み、
学校・お仕事の人はほどほどにね〜
以上でした〜(^^)